数検3級の相似比|対応する長さを比例式にする

数検3級の相似比では、対応する辺を同じ順番で比に並べることが大切です。答えを暗記するのではなく、判断の根拠と確認方法をセットで身につけます。

相似比で最初に確認すること

  • 目的:対応する辺を同じ順番で比に並べる。
  • 進め方:図形名の頂点順から対応を確定する。
  • 検算:求めた辺で二つ以上の相似比が一致するか確認する。
学習のポイント:比の向きを「小:大」などに固定します。比例式の左右で対応する辺を同じ順番に並べれば、逆比のミスを防げます。

相似比から長さを求める手順

手順 すること 確認
1 相似式から頂点の対応 A↔Dなど
2 相似比の向きを固定 小:大
3 対応辺で比例式 分子・分母をそろえる
4 別の辺で検算 同じ比になるか

数検3級の相似比・基本例題

問題:△ABC∽△DEFで相似比ABC:DEF=3:5です。AB=6cm、BC=9cmのとき、DEとEFを求めます。
  1. AB↔DEなので6:DE=3:5。DE=6×5÷3=10cm。
  2. BC↔EFなので9:EF=3:5。EF=9×5÷3=15cm。
対応辺 小さい三角形 大きい三角形 比
AB↔DE 6 10 3:5
BC↔EF 9 15 3:5

周の長さにも相似比を使う

相似な図形では、周の長さの比も相似比と同じです。小さい三角形の周が24cmで相似比が3:5なら、大きい三角形の周は24×5÷3=40cmです。

対応の注意:図の見た目や辺の位置ではなく、相似式の頂点順を根拠に対応辺を決めます。

よくあるつまずきと直し方

つまずき 原因 直し方
対応しない辺を同じ比に入れる 手順の意味を確認せず、見た目だけで判断している 図形名の頂点順から対応を確定する
途中式を省いて同じミスを繰り返す 答え合わせが正誤確認だけになっている 誤った最初の行へ印を付け、理由を短く書く
一度解けただけで終える 短期記憶のまま定着を確認していない 翌日と一週間後に別の問題で再現する

家庭で行う4段階練習

  1. 教科書や要点整理で、相似比の定義と基本例を確認する。
  2. 途中式を省かず、基本問題を3問解く。
  3. 誤答を「知識・手順・計算・読み違い」に分類する。
  4. 三日後に類題を解き、求めた辺で二つ以上の相似比が一致するか確認する。

相似比でよくある質問

比例式の向きは逆でもよいですか?

全体で統一すればよいですが、途中で向きを変えてはいけません。小:大などを最初に書きます。

周の長さの比も相似比と同じですか?

はい。対応する辺をすべて足した周の長さも同じ比になります。

面積の比も3:5ですか?

違います。相似比3:5なら面積比は3²:5²=9:25です。

注意:数検の出題内容や制度は変更される場合があります。受検級・日程・正式な範囲は、申込時に日本数学検定協会の最新情報をご確認ください。

オンライン個別指導で確認するポイント

25分の授業では、すべての問題を解説するのではなく、誤った最初の行と判断理由を確認します。講師が説明した後は、生徒自身が別の問題で同じ手順を再現し、次回までの短い課題を決めます。

級全体の進め方は数検3級の12週間勉強法も参考にしてください。

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情報確認日:2026年8月13日。出題範囲・制度の確認:日本数学検定協会「数学検定3級」。日本数学塾は公益財団法人日本数学検定協会とは別の教育サービスです。

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