数検5級の文章題を攻略|数量を図と式へ変換する手順

数検5級の文章題では、求める量、わかっている量、関係を三段階で整理することが大切です。答えを暗記するのではなく、判断の根拠と確認方法をセットで身につけます。

文章題で最初に確認すること

  • 目的:求める量、わかっている量、関係を三段階で整理する。
  • 進め方:単位付きで文字を置き、短い図や表へ変える。
  • 検算:求めた答えを文章へ戻して条件に合うか確かめる。
学習のポイント:数字が出た順に式へ並べず、「何をxとするか」「同じ量を表す2つの言い方は何か」を探します。文字の横へ個・円・kmなどの単位を書くと関係が見えます。

文章を式へ変える4段階

段階 すること 確認
1 求める量をxと置く xの単位まで書く
2 数量を表や線分図にする 合計・差・何倍かを整理
3 同じ量どうしで等式を作る 左右の単位が同じか
4 解を文章へ戻す すべての条件を満たすか

数検5級の文章題・立式例題

問題:1本120円のペンを何本かと、250円のノートを1冊買うと合計970円でした。ペンの本数を求めます。
  1. ペンの本数をx本とします。
  2. ペン代は120x円、ノート代は250円です。
  3. 合計金額から、120x+250=970。
  4. 120x=720、x=6

答えはペン6本です。120×6+250=720+250=970円となり、問題の合計と一致します。

文章題でよく使う言葉の翻訳

文章の言葉 式の関係 注意
合わせて・全部で 足し算 単位が同じ量を足す
差・残り 引き算 何から何を引くか
1個あたり×個数 合計金額 単価と個数を区別
AはBの何倍 A÷B 基準Bを分母にする
検算のポイント:xを求めただけで終えず、元の式へ代入します。答えが本数なら負の数や小数になっていないか、現実の条件も確認します。

よくあるつまずきと直し方

つまずき 原因 直し方
数字が出た順に式へ並べる 手順の意味を確認せず、見た目だけで判断している 単位付きで文字を置き、短い図や表へ変える
途中式を省いて同じミスを繰り返す 答え合わせが正誤確認だけになっている 誤った最初の行へ印を付け、理由を短く書く
一度解けただけで終える 短期記憶のまま定着を確認していない 翌日と一週間後に別の問題で再現する

家庭で行う4段階練習

  1. 教科書や要点整理で、文章題の定義と基本例を確認する。
  2. 途中式を省かず、基本問題を3問解く。
  3. 誤答を「知識・手順・計算・読み違い」に分類する。
  4. 三日後に類題を解き、求めた答えを文章へ戻して条件に合うか確かめる。

文章題でよくある質問

何をxにすればよいですか?

基本は問題で求められている量です。「ペンは何本か」なら本数をx本と置きます。

式の左右で単位が違ってもよいですか?

同じ量を表す等式では単位をそろえます。円と個、kmと時間をそのまま等号で結ばないようにします。

立式後の検算はどうしますか?

求めた値を元の式へ代入し、文章のすべての条件を満たすか確認します。答えの単位も必ず付けます。

注意:数検の出題内容や制度は変更される場合があります。受検級・日程・正式な範囲は、申込時に日本数学検定協会の最新情報をご確認ください。

オンライン個別指導で確認するポイント

25分の授業では、すべての問題を解説するのではなく、誤った最初の行と判断理由を確認します。講師が説明した後は、生徒自身が別の問題で同じ手順を再現し、次回までの短い課題を決めます。

級全体の進め方は数検5級の8週間勉強法も参考にしてください。

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情報確認日:2026年8月13日。出題範囲・制度の確認:日本数学検定協会「数学検定5級」。日本数学塾は公益財団法人日本数学検定協会とは別の教育サービスです。

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