北海道教育大学 2018年度 数学 過去問解説|藤原進之介先生と一緒に完全攻略!

北海道教育大学 2018年度 数学 過去問解説|藤原進之介先生と一緒に完全攻略!


はじめに:この記事を読むメリット

北海道教育大学 2018年度 数学 過去問解説へようこそ!この記事では、2018年度(平成30年度)の入試問題を全大問にわたって徹底的に解説します。

この記事を読むことで得られる3つの価値:

  • 解き方の本質がわかる:丸暗記ではなく「なぜこのアプローチを選ぶか」まで理解できる
  • 頻出テーマの公式を完全整理:この大学が繰り返し出す単元の核心を押さえられる
  • 合格への学習ロードマップがわかる:今の自分に何が必要かが明確になる

👨‍🏫 藤原先生からひと言:
北海道教育大学の数学は「標準レベル」と言われていますが、それは「簡単」という意味ではありません。基礎をしっかり固め、論述力を磨いた受験生が確実に点を取れる問題です。この記事を通じて「なぜこうなるか」まで理解して、自信を持って本番に臨みましょう!一緒にがんばっていこう!


【セクション2】北海道教育大学の数学:入試の全体像

試験形式・配点・解答形式

北海道教育大学(教員養成課程)の数学入試は、以下の形式で実施されます。

項目 内容
試験時間 80〜100分(年度により変動あり)
大問数 3問(各問に小問あり)
配点 大問1・2が各70点、大問3が60点(計200点)
解答形式 記述式(論述形式)
計算過程 必須(答えだけでは不可)

記述式であることが最大の特徴です。答えが合っていても、論述が不十分であれば減点されます。「計算の過程や説明も書くこと」と注意事項に明記されているので、途中経過を丁寧に示す習慣を身につけましょう。

偏差値帯と求められる数学レベル

北海道教育大学の偏差値は概ね50〜53程度(旺文社・河合塾パスナビ参照)。求められる数学力は「教科書レベルをしっかりマスターした上で、標準的な入試問題を解ける力」です。

  • 青チャートやフォーカスゴールドの例題レベルを全単元こなしている
  • 基本的な証明問題を論述形式で書ける
  • 積分・ベクトル・数論など複数分野を組み合わせた問題に対応できる

難関大のような思考の飛躍は求められませんが、論述の正確さ計算の丁寧さが評価のポイントです。

過去5〜10年の出題傾向まとめ

北海道教育大学の数学では、以下の単元が繰り返し出題されています:

頻出ランク 単元
★★★★★ 微分・積分(面積・接線・極値)
★★★★☆ ベクトル(内積・面積・証明)
★★★★☆ 整数問題・数論(互いに素・不定方程式)
★★★☆☆ 確率・漸化式
★★★☆☆ 数列(等差・等比・帰納法)
★★☆☆☆ 複素数・行列(出題年による)

特に微分・積分とベクトルは毎年必出と考えて対策を進めてください。2018年度も、大問1が微分積分、大問2がベクトルと面積、大問3が整数論という構成でした。

他大学との違い・特徴

  • 東京大学:高度な思考力・論証力が必要。誘導なしで自力で方針を立てる力が必要。
  • 北海道大学:理系は計算量が多く、発展的な思考を要求。
  • 北海道教育大学:誘導形式の小問構成が多く、(1)→(2)→(3)と順番に解いていける設計。基礎・標準レベルの問題を丁寧に論述できれば高得点が狙える。

つまり北海道教育大学は「丁寧さと基礎力を試す大学」と言えます。


🧑 生徒:「北海道教育大学って、どんな数学の力が必要ですか?」

👨‍🏫 藤原先生:「この大学でとくに大事なのは、定義に忠実な論述ができることだよ。例えばベクトルの問題では、$\cos\theta = \frac{\vec{a}\cdot\vec{b}}{|\vec{a}||\vec{b}|}$ という内積の定義式を使って、$\sin^2\theta = 1 - \cos^2\theta$ と変形する証明が出る。公式を覚えるだけじゃなく、『なぜその式が成り立つか』を説明できる論述力が合否を分けるんだ。」

各セクションをしっかり読んで、この大学の数学の本質をつかんでいこう!


【セクション3】2018年度 出題テーマ速報と分析

2018年度 出題テーマ一覧(大問別)

大問 テーマ 単元 難易度 配点
大問1 3次関数の微分・積分・接線 微分積分 ★★★☆☆ 70点
大問2 ベクトルと三角形の面積 ベクトル・座標 ★★★☆☆ 70点
大問3 有理数と円の外接(フォード円) 整数論・円の方程式 ★★★★☆ 60点

難易度評価と分析

大問1は微分積分の総合問題。$(1)$の面積計算から始まり、$(4)$の直交条件まで、段階的に誘導されています。計算ミスさえなければ全問完答を狙えます。

大問2はベクトルを使った三角形の面積の証明。$(1)$と$(2)$は誘導に乗れれば確実に証明できます。$(3)$の平行移動のアイデアが出るかどうかが勝負です。

大問3はフォード円と呼ばれる数論幾何の問題。知識があれば解けますが、初見では方針が立てにくい。部分点狙いで$(1)$は確実に取りたいところです。

前年度との傾向変化

2017年度も同様に微分積分・ベクトル・整数問題という構成でした。2018年度の特徴は大問3の難度がやや上がり、不定方程式の一般解を求める手続きが必要になった点です。

合格ラインと得点戦略

200点満点に対し、合格ラインは120〜140点程度と推測されます(70%前後)。

得点戦略:
- 大問1:70点 → 全完答を目指す(45分以内に終える)
- 大問2:70点 → (1)(2)(3)全て確実に取る(25分)
- 大問3:60点 → (1)(2)は確実に取り、(3)に挑む(30分)

大問1・2で確実に130点以上取り、大問3で上乗せするのが理想のプランです。


【セクション4】全大問 問題・解説


大問1:3次関数の微分・積分・接線(難易度★★★☆☆)

【問題文】

$f(x) = \frac{1}{9}x^3 - \frac{4}{3}x$ とする。曲線 $y = f(x)$ の点 $A(p,\, f(p))$ における接線を $\ell$ とするとき、次の問いに答えよ。ただし $p > 0$ とする。

(1) $x$ 軸の $x \geq 0$ の部分と曲線 $y = f(x)$ で囲まれた図形の面積を求めよ。

(2) 接線 $\ell$ の方程式を求めよ。

(3) 曲線 $y = f(x)$ と接線 $\ell$ の共有点のうち、点 $A$ と異なる点を $B$ とする。点 $B$ の $x$ 座標を $p$ を用いて表せ。

(4) $(3)$ の点 $B$ における曲線 $y = f(x)$ の接線を $m$ とする。$\ell$ と $m$ が垂直に交わるときの $p$ の値を求めよ。


【使う公式・定理】

公式名 内容
接線の方程式 $y = f'(a)(x-a) + f(a)$
積分による面積 $S = \int_\alpha^\beta \|f(x)\|\,dx$
直線の直交条件 傾き $m_1$, $m_2$ のとき $m_1 m_2 = -1$
因数分解 $x^3 - 3p^2x + 2p^3 = (x-p)^2(x+2p)$

大問1-(1):面積の計算

【解法ステップ】

ステップ① 交点の $x$ 座標を求める

$$f(x) = 0 \iff \frac{1}{9}x^3 - \frac{4}{3}x = 0 \iff \frac{x}{9}(x^2 - 12) = 0$$
$$\therefore x = 0,\quad x = \pm 2\sqrt{3}$$

$x \geq 0$ の範囲では $x = 0$ と $x = 2\sqrt{3}$ が交点です。

ステップ② $0 \leq x \leq 2\sqrt{3}$ での $f(x)$ の符号を確認する

$f(1) = \frac{1}{9} - \frac{4}{3} = \frac{1-12}{9} = -\frac{11}{9} < 0$

よってこの区間では $f(x) \leq 0$ なので、面積は $-\int_0^{2\sqrt{3}} f(x)\,dx$ です。

ステップ③ 積分を計算する

$$S = -\int_0^{2\sqrt{3}} \left(\frac{1}{9}x^3 - \frac{4}{3}x\right)dx$$
$$= -\left[\frac{1}{36}x^4 - \frac{2}{3}x^2\right]_0^{2\sqrt{3}}$$

$x = 2\sqrt{3}$ を代入:

$$\frac{1}{36}(2\sqrt{3})^4 - \frac{2}{3}(2\sqrt{3})^2 = \frac{1}{36} \cdot 144 - \frac{2}{3} \cdot 12 = 4 - 8 = -4$$
$$\therefore S = -(-4 - 0) = \boxed{4}$$

🧑 生徒:「$f(x)$ が負になっているとき、積分に $-$ をつけるのってどうして確認が必要なんですか?」

👨‍🏫 藤原先生:「それはとても大事な質問だよ!面積公式の本質を理解しているかどうかに関わる問題だね。積分 $\int_a^b f(x)\,dx$ は面積じゃなくて『符号付き面積』なんだ。$f(x) < 0$ の区間では積分値はマイナスになる。だから面積を求めるには $S = \int_a^b |f(x)|\,dx = -\int_a^b f(x)\,dx$ とする必要がある。料理に例えると、$f(x) > 0$ は『山盛りの料理』、$f(x) < 0$ は『皿に穴が空いている状態』。面積を求めるには必ず絶対値を取る意識を持とう!」

【この小問で身につく力】
交点の求め方・符号確認・定積分の丁寧な計算という積分の基本3ステップを確実に身につけられます。


大問1-(2):接線の方程式

【解法ステップ】

ステップ① $f'(x)$ を求める

$$f'(x) = \frac{1}{3}x^2 - \frac{4}{3} = \frac{1}{3}(x^2 - 4)$$

ステップ② $x = p$ における微分係数を求める

$$f'(p) = \frac{1}{3}(p^2 - 4)$$

ステップ③ 接線の方程式を立てる

点 $(p,\, f(p))$ を通り、傾き $f'(p)$ の直線:

$$y = f'(p)(x - p) + f(p)$$
$$= \frac{1}{3}(p^2-4)(x-p) + \frac{1}{9}p^3 - \frac{4}{3}p$$

ステップ④ 整理する

$$= \frac{1}{3}(p^2-4)x - \frac{1}{3}(p^2-4)p + \frac{1}{9}p^3 - \frac{4}{3}p$$
$$= \frac{1}{3}(p^2-4)x - \frac{p^3}{3} + \frac{4p}{3} + \frac{p^3}{9} - \frac{4p}{3}$$
$$= \frac{1}{3}(p^2-4)x + p^3\left(-\frac{1}{3}+\frac{1}{9}\right)$$
$$= \frac{1}{3}(p^2-4)x - \frac{2}{9}p^3$$
$$\therefore \boxed{y = \frac{1}{3}(p^2-4)x - \frac{2}{9}p^3}$$

【藤原先生の解説】

接線の方程式は「$y = f'(a)(x-a)+f(a)$」という点傾き形の公式を使います。スポーツで言えば、$f'(a)$ は「その瞬間のスピード(速度)」。微分係数は関数の瞬間の変化率なので、その点でのカーブの「傾き加減」を表しています。

整理のポイントは $p$ に関する項を丁寧にまとめること。計算ミスが多いのが $-\frac{1}{3}p^3 + \frac{1}{9}p^3 = -\frac{2}{9}p^3$ の部分です。通分して確認しながら進めましょう。


大問1-(3):曲線と接線の共有点

【解法ステップ】

ステップ① 曲線と接線を連立する

$$\frac{1}{9}x^3 - \frac{4}{3}x = \frac{1}{3}(p^2-4)x - \frac{2}{9}p^3$$

両辺に $9$ をかける:

$$x^3 - 12x = 3(p^2-4)x - 2p^3$$
$$x^3 - 3p^2x + 12x - 12x + 2p^3 = 0$$

待って、整理し直す:

$$x^3 - 12x - 3(p^2-4)x + 2p^3 = 0$$
$$x^3 - 12x - 3p^2x + 12x + 2p^3 = 0$$
$$x^3 - 3p^2x + 2p^3 = 0$$

ステップ② 因数分解する

$x = p$ は接点だから(接線は曲線と $x=p$ で接するので)、$(x-p)^2$ が因数になる:

$$x^3 - 3p^2x + 2p^3 = (x-p)^2(x+2p)$$

確認:$(x-p)^2(x+2p) = (x^2-2px+p^2)(x+2p)$

$= x^3 + 2px^2 - 2px^2 - 4p^2x + p^2x + 2p^3 = x^3 - 3p^2x + 2p^3$ ✓

ステップ③ 解を求める

$$(x-p)^2(x+2p) = 0 \implies x = p\text{(重解)},\quad x = -2p$$

$p > 0$ より $x = -2p \neq p$ なので、点 $B$ の $x$ 座標は:

$$\boxed{x = -2p}$$

【藤原先生の解説】

3次関数の接線との交点を求めるときの重要テクニックは「接点は重解になる」ことを利用した因数分解です。

これは接線が曲線に「ぴったり触れる」点だから、方程式の解として $x = p$ が重複して現れるんです。ゲームで言えば、接線は曲線の「スキマなく張り付く」ような直線。だから解が重複する。

この因数分解のパターン「$x^3 - 3p^2 x + 2p^3 = (x-p)^2(x+2p)$」は非常に頻出なので、必ず覚えておきましょう!


大問1-(4):接線の直交条件

【解法ステップ】

ステップ① 点 $B(-2p,\, f(-2p))$ における接線 $m$ の傾きを求める

$$f'(-2p) = \frac{1}{3}\left((-2p)^2 - 4\right) = \frac{1}{3}(4p^2 - 4) = \frac{4}{3}(p^2-1)$$

ステップ② 接線 $\ell$ の傾きを確認する

$$\ell\text{ の傾き} = f'(p) = \frac{1}{3}(p^2-4)$$

ステップ③ 直交条件を使う

2直線が垂直に交わるとき $m_1 \cdot m_2 = -1$:

$$\frac{4}{3}(p^2-1) \cdot \frac{1}{3}(p^2-4) = -1$$
$$\frac{4}{9}(p^2-1)(p^2-4) = -1$$
$$(p^2-1)(p^2-4) = -\frac{9}{4}$$

ステップ④ 展開して整理する

$$p^4 - 5p^2 + 4 = -\frac{9}{4}$$
$$p^4 - 5p^2 + 4 + \frac{9}{4} = 0$$
$$p^4 - 5p^2 + \frac{25}{4} = 0$$
$$\left(p^2 - \frac{5}{2}\right)^2 = 0$$
$$\therefore p^2 = \frac{5}{2}$$

ステップ⑤ $p > 0$ の条件から $p$ を求める

$$p = \sqrt{\frac{5}{2}} = \frac{\sqrt{10}}{2}$$
$$\therefore \boxed{p = \frac{\sqrt{10}}{2}}$$

【藤原先生の解説】

直交条件 $m_1 m_2 = -1$ を使いこなせるかが勝負です。整理すると「$(p^2 - \frac{5}{2})^2 = 0$」という完全平方式になるのが美しいポイント!

$p^4 - 5p^2 + \frac{25}{4}$ が $(p^2 - \frac{5}{2})^2$ に因数分解できることを見抜けるかが計算力の差になります。


🧑 生徒:「大問1の(4)で $p^4 - 5p^2 + \frac{25}{4} = 0$ が $(p^2 - \frac{5}{2})^2 = 0$ に因数分解できるって、どうやって気づけばいいですか?」

👨‍🏫 藤原先生:「いい質問!これは完全平方式の判別式を使うんだ。$p^4 - 5p^2 + \frac{25}{4}$ を $t = p^2$ と置いて考えると、$t^2 - 5t + \frac{25}{4}$。判別式 $D = (-5)^2 - 4 \cdot \frac{25}{4} = 25 - 25 = 0$ だから、これは $\left(t - \frac{5}{2}\right)^2 = 0$ という完全平方式になる!つまり $D = 0$ のとき完全平方式になるというのが見抜くコツだよ。判別式は2次方程式の解だけじゃなく、因数分解のヒントにもなるんだね!」

【この大問で身につく力】
微分・積分・因数分解・直交条件を総合的に使いこなす力。特に「接線と曲線の交点」の処理パターンは頻出中の頻出なので確実にマスターしよう!


大問2:ベクトルと三角形の面積(難易度★★★☆☆)

【問題文】

$\triangle PAB$ において、$\overrightarrow{PA} = \vec{a}$、$\overrightarrow{PB} = \vec{b}$、$\angle APB = \theta$ とするとき、次の問いに答えよ。

(1) 次の等式が成り立つことを示せ:$|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2\sin^2\theta = |\vec{a}|^2|\vec{b}|^2 - (\vec{a}\cdot\vec{b})^2$

(2) 3点 $P,A,B$ の座標がそれぞれ $(0,0)$, $(a_1,a_2)$, $(b_1,b_2)$ であるとき、$\triangle PAB$ の面積は $\frac{1}{2}|a_1 b_2 - a_2 b_1|$ となることを示せ。

(3) $t$ を実数とする。3点 $P,A,B$ の座標がそれぞれ $(-4,1)$, $(t,0)$, $(0,t+7)$ であるとき、$\triangle PAB$ の面積の最小値を求めよ。


【使う公式・定理】

公式名 内容
内積の定義 $\vec{a}\cdot\vec{b} = |\vec{a}||\vec{b}|\cos\theta$
$\sin^2+\cos^2=1$ $\sin^2\theta = 1 - \cos^2\theta$
三角形の面積公式 $S = \frac{1}{2}|\vec{a}||\vec{b}|\sin\theta$
平行移動と面積 平行移動で面積は変わらない
2次関数の最小値 平方完成 $a(x-p)^2+q$

大問2-(1):等式の証明

【解法ステップ】

ステップ① 内積の定義から $\cos\theta$ を表す

$$\cos\theta = \frac{\vec{a}\cdot\vec{b}}{|\vec{a}||\vec{b}|}$$

ステップ② $\sin^2\theta$ を変形する

$$\sin^2\theta = 1 - \cos^2\theta = 1 - \frac{(\vec{a}\cdot\vec{b})^2}{|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2}$$

ステップ③ 両辺に $|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2$ をかける

$$|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2\sin^2\theta = |\vec{a}|^2|\vec{b}|^2 \cdot \left(1 - \frac{(\vec{a}\cdot\vec{b})^2}{|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2}\right) = |\vec{a}|^2|\vec{b}|^2 - (\vec{a}\cdot\vec{b})^2$$

(証明終)


大問2-(2):面積公式の証明

【解法ステップ】

ステップ① 条件から $\vec{a}$, $\vec{b}$ を成分表示する

$P$ が原点なので $\vec{a} = \overrightarrow{PA} = (a_1, a_2)$, $\vec{b} = \overrightarrow{PB} = (b_1, b_2)$

ステップ② 内積と大きさを成分で表す

$$\vec{a}\cdot\vec{b} = a_1 b_1 + a_2 b_2$$
$$|\vec{a}|^2 = a_1^2 + a_2^2,\quad |\vec{b}|^2 = b_1^2 + b_2^2$$

ステップ③ (1) の結果を利用して面積を計算する

$$S = \frac{1}{2}|\vec{a}||\vec{b}|\sin\theta = \frac{1}{2}\sqrt{|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2\sin^2\theta}$$
$$= \frac{1}{2}\sqrt{|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2 - (\vec{a}\cdot\vec{b})^2}$$

ステップ④ 成分を代入して展開する

$$|\vec{a}|^2|\vec{b}|^2 - (\vec{a}\cdot\vec{b})^2 = (a_1^2+a_2^2)(b_1^2+b_2^2) - (a_1 b_1+a_2 b_2)^2$$

$$= a_1^2 b_1^



👨‍🏫 この記事を書いた人:藤原進之介

**藤原進之介**(数強塾グループ代表)

Gakken・KADOKAWA・ナツメ社・文英堂・旺文社など**大手出版社5社から計9冊**の参考書を刊行している数学・情報Iの専門家。全国の中高生・受験生に向けて、わかりやすく・楽しく・本質的な数学指導を行っています。

**主要著書:**
- 『オールカラー 高校の数学を身近な例からもういちど学びなおす』(ナツメ社)
- 『きめる! 共通テスト情報I』(Gakken)
- 『ライバルに差をつける 情報 I 鉄板の100 題』(KADOKAWA)
- 『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』(文英堂)
- 『資格試験ムビスタ 藤原のたった9時間でITパスポート 令和8年度版(2026年)』(Gakken)
- 『大学JUKEN新書 共通テスト 7日で完成 情報Ⅰ』(旺文社)
- 『藤原のたった9時間で情報I』(Gakken)
- 『藤原進之介の 情報I プログラミング・データの活用が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
- 『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)

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