北海道大学 1997年度 数学 過去問解説|藤原進之介先生と一緒に完全攻略!

北海道大学 1997年度 数学 過去問解説|藤原進之介先生と一緒に完全攻略!


はじめに:この記事で得られること

北海道大学 1997年度 数学 過去問解説へようこそ!この記事では、1997年度に出題された北海道大学の数学(文系・理系)の問題を、数強塾グループ代表の藤原進之介が徹底的に解説します。

この記事を読むことで、以下の3つが手に入ります:

  • 北海道大学数学の出題傾向と攻略パターンがわかる
  • 各大問の解法ステップと公式を完全に理解できる
  • 合格に向けた学習ロードマップと参考書選びがわかる

👨‍🏫 藤原先生より: 「1997年度の北海道大学数学は、図形・対数・整数論・微積分と、幅広い分野からバランスよく出題されています。どれか一つ捨てると痛い目を見る構成です。でも安心してください!この記事で一緒に一つずつ丁寧に攻略していきましょう!」


セクション2:北海道大学の数学 入試の全体像

試験形式と基本情報

文系学部(数学):
- 試験時間:12:40〜14:10(90分)
- 問題数:大問5問(問4・5は選択→実質4問解答)
- 解答形式:記述式(論述答案)

理系学部(数学):
- 試験時間:12:40〜14:40(120分)
- 問題数:大問6問(問5・6は選択→実質5問解答)
- 解答形式:記述式(論述答案)

偏差値帯と求められる数学レベル

北海道大学は全国的に見ると偏差値60〜65程度の難関国立大学です。数学の難易度は「標準〜やや難」。東大・京大のような超難問は出にくいですが、「基礎を完全に理解した上で、複合的に応用できるか」が問われます。

「解ける問題は確実に完答する。難しい問題は部分点を取る」という戦略が有効です。

過去の出題傾向まとめ(頻出単元ランキング)

順位 単元 文系 理系
1位 微分・積分
2位 図形と方程式(軌跡・領域)
3位 数列・漸化式
4位 確率
5位 対数・指数
6位 ベクトル
7位 複素数平面
8位 整数問題

北海道大学数学の特徴は、「幅広い分野からバランスよく出題される」点です。東大のように1分野を深掘りするのではなく、複数分野を横断する問題が多い傾向があります。特に理系では「放物線と光の反射」「漸化式と極限」など、複合的な問題が頻出です。

他大学との比較

大学 特徴
東大 論述・証明重視、抽象的思考が必要
京大 発想力重視、独創的な解法が求められる
北海道大 標準的な解法の正確な運用、論述の丁寧さが重要
東北大 計算量が多め、処理速度が必要

北海道大学は「教科書レベルの完全理解+標準問題の演習」で十分戦える大学です。


🧑 生徒:「北海道大学の数学って、どんな勉強をすれば点が取れますか?青チャートをやり込めばいいんでしょうか?」

👨‍🏫 藤原先生:「いい質問だね!北海道大学の場合、まず青チャート(チャート式 基礎からの数学)で基礎的な解法パターンをしっかり習得することが大前提。でも青チャートを「解法を暗記する」のではなく、『なぜこの式変形をするのか』を理解しながら進めることが肝心だよ。青チャートが一通り終わったら、1対1対応の演習数学 入試問題集(プラチカ)で過去問レベルの問題に慣れていこう。北海道大学は記述式だから、答えが合っていても途中の論理が曖昧だと減点されてしまうんだ。計算力の面では合格る計算 数学も補助として使うといいよ!」

北海道大学の数学は、「丁寧な論述と標準解法の確実な運用」が合否を分けます。諦めずに一歩ずつ進もう!


セクション3:1997年度 出題テーマ速報と分析

1997年度 大問別テーマ一覧

文系(問1〜5)

大問 テーマ 分野 難易度
[1] 円と接線・軌跡 図形と方程式 ★★★☆☆
[2] 常用対数の計算 指数・対数 ★★☆☆☆
[3] 三角関数と長方形の面積 三角関数・図形 ★★★★☆
[4](選択) 複素数の範囲(複素数平面) 複素数 ★★★★☆
[5](選択) 光の反射とベクトル方程式 ベクトル ★★★☆☆

理系(問1〜6)

大問 テーマ 分野 難易度
[1] ガウス記号と証明 整数・数列 ★★★★☆
[2] 放物線と接線の性質 図形・微分 ★★★★☆
[3] 漸化式と極限 数列・漸化式 ★★★☆☆
[4] 微分と積分(指数関数) 微積分 ★★★★☆
[5](選択) 複素数方程式 複素数 ★★★★★
[6](選択) さいころと確率・期待値 確率・期待値 ★★★☆☆

前年度との傾向変化と合格ライン

1997年度は複素数平面が文系・理系ともに出題されており、当時のカリキュラム改定の影響が見られます。理系の整数証明問題([1])はガウス記号を使った高難度の証明問題で、多くの受験生が苦戦したと考えられます。

合格ラインの目安:
- 文系:満点の60〜65%(5問中4問に取り組み、3問は完答レベル)
- 理系:満点の55〜60%(確実に解ける問題を完答、難問は部分点狙い)

1997年度の問題を通して、「自分の得意分野で確実に点を取る戦略」を学びましょう!


セクション4:全大問 問題・解説

【文系 大問1】円と接線・点の軌跡(難易度★★★☆☆)

問題文

平面上に原点 $O$ を中心とする半径 $r$ の円 $C$ と点 $A(r, 0)$ がある。$y$ 軸に平行な直線 $x = r$ 上に点 $P(r, t)$ をとる。ただし、$t \neq 0$ とする。

(1) 点 $P$ を通り、円 $C$ と接する直線で直線 $PA$ と異なるものを $\ell$ とする。$\ell$ と円 $C$ との接点を $T$ とするとき、点 $T$ の座標を $r, t$ を用いて表せ。

(2) 線分 $AT$ と線分 $OP$ との交点を $Q$ とする。点 $P$ が直線 $x = r$ の第1象限にある部分を動くとき、点 $Q$ の軌跡を求めよ。


使う公式・定理

公式名 内容
点と直線の距離公式 $d = \dfrac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2+b^2}}$
円の接線条件 中心からの距離 $=$ 半径
直線の方程式(2点通過) $\dfrac{y-y_1}{y_2-y_1} = \dfrac{x-x_1}{x_2-x_1}$
接点の座標(円と外部の点) 外部の点から引いた接線の接点を求める方法

解法ステップ((1)の解答)

ステップ① 接線の方程式を設定する

円 $C$ は $x^2 + y^2 = r^2$。点 $P(r, t)$ から円 $C$ に引いた接線のうち、直線 $PA$(これは $x = r$ という鉛直線)と異なる方の接線 $\ell$ を求める。

接線 $\ell$ の方程式を $y = k(x - r) + t$(傾き $k$ の直線)とおく。

$$y = kx - kr + t$$

これを整理すると:

$$kx - y + (-kr + t) = 0$$

ステップ② 接線条件(中心から距離 $= r$)を使う

円の中心 $O(0,0)$ から直線 $kx - y + (-kr+t) = 0$ への距離が $r$ に等しい:

$$\frac{|k \cdot 0 - 1 \cdot 0 + (-kr + t)|}{\sqrt{k^2 + 1}} = r$$
$$\frac{|t - kr|}{\sqrt{k^2+1}} = r$$

両辺を2乗:

$$(t - kr)^2 = r^2(k^2 + 1)$$
$$t^2 - 2krt + k^2r^2 = r^2k^2 + r^2$$
$$t^2 - 2krt = r^2$$
$$k = \frac{t^2 - r^2}{2rt}$$

($k = 0$ の場合は $x$ 軸方向の接線だが、$t \neq 0$ のとき $t^2 - r^2 = 0$ すなわち $t = \pm r$ のとき $k=0$。一般の場合で進める。)

ステップ③ 接点 $T$ の座標を求める

接線 $\ell$:$y = kx - kr + t$ と円 $x^2 + y^2 = r^2$ の接点は、円の中心 $O$ から接線への垂線の足である。

中心 $O(0,0)$ から直線 $kx - y + (t - kr) = 0$ への垂線の足(接点 $T$)の座標は:

$$T_x = \frac{-k \cdot (t-kr)}{k^2+1} \cdot (-1) = \frac{k(kr-t)}{k^2+1}$$

実際は公式:点 $(x_0, y_0)$ から直線 $ax+by+c=0$ への垂線の足は

$$\left(x_0 - \frac{a(ax_0+by_0+c)}{a^2+b^2},\ y_0 - \frac{b(ax_0+by_0+c)}{a^2+b^2}\right)$$

$O(0,0)$、直線 $kx - y + (t-kr) = 0$($a=k, b=-1, c=t-kr$)を代入:

$$ax_0+by_0+c = 0 + 0 + (t-kr) = t-kr$$
$$T_x = 0 - \frac{k(t-kr)}{k^2+1} = \frac{k(kr-t)}{k^2+1}$$
$$T_y = 0 - \frac{(-1)(t-kr)}{k^2+1} = \frac{t-kr}{k^2+1}$$

ステップ④ $k = \dfrac{t^2-r^2}{2rt}$ を代入して整理

$k(kr-t) = k \cdot kr - kt = k^2 r - kt$
$$k^2 = \left(\frac{t^2-r^2}{2rt}\right)^2 = \frac{(t^2-r^2)^2}{4r^2t^2}$$
$$k^2+1 = \frac{(t^2-r^2)^2 + 4r^2t^2}{4r^2t^2} = \frac{t^4 - 2r^2t^2 + r^4 + 4r^2t^2}{4r^2t^2} = \frac{(t^2+r^2)^2}{4r^2t^2}$$
$$T_x = \frac{k^2r - kt}{k^2+1}$$
$k^2 r - kt = r \cdot \dfrac{(t^2-r^2)^2}{4r^2t^2} - t \cdot \dfrac{t^2-r^2}{2rt} = \dfrac{(t^2-r^2)^2}{4rt^2} - \dfrac{t(t^2-r^2)}{2r}$
$= \dfrac{(t^2-r^2)^2 - 2t^2(t^2-r^2)}{4rt^2} = \dfrac{(t^2-r^2)[(t^2-r^2)-2t^2]}{4rt^2} = \dfrac{(t^2-r^2)(-t^2-r^2)}{4rt^2}$
$= \dfrac{-(t^2-r^2)(t^2+r^2)}{4rt^2}$
$$T_x = \frac{\dfrac{-(t^2-r^2)(t^2+r^2)}{4rt^2}}{\dfrac{(t^2+r^2)^2}{4r^2t^2}} = \frac{-(t^2-r^2)(t^2+r^2)}{4rt^2} \cdot \frac{4r^2t^2}{(t^2+r^2)^2} = \frac{-r(t^2-r^2)}{t^2+r^2} = \frac{r(r^2-t^2)}{r^2+t^2}$$

次に $T_y$:

$$T_y = \frac{t-kr}{k^2+1} = \frac{t - \dfrac{(t^2-r^2)}{2t}}{\dfrac{(t^2+r^2)^2}{4r^2t^2}}$$

分子:$t - \dfrac{t^2-r^2}{2t} = \dfrac{2t^2 - (t^2-r^2)}{2t} = \dfrac{t^2+r^2}{2t}$

$$T_y = \frac{\dfrac{t^2+r^2}{2t}}{\dfrac{(t^2+r^2)^2}{4r^2t^2}} = \frac{t^2+r^2}{2t} \cdot \frac{4r^2t^2}{(t^2+r^2)^2} = \frac{2r^2t}{t^2+r^2}$$

ステップ⑤ 答えをまとめる

$$\boxed{T = \left(\frac{r(r^2-t^2)}{r^2+t^2},\ \frac{2r^2t}{r^2+t^2}\right)}$$

解法ステップ((2)の解答)

ステップ① 直線 $AT$ の方程式を求める

$A(r, 0)$、$T = \left(\dfrac{r(r^2-t^2)}{r^2+t^2}, \dfrac{2r^2t}{r^2+t^2}\right)$

方向ベクトル:$T - A$の$x$成分 $= \dfrac{r(r^2-t^2)}{r^2+t^2} - r = \dfrac{r(r^2-t^2) - r(r^2+t^2)}{r^2+t^2} = \dfrac{-2rt^2}{r^2+t^2}$

$y$成分 $= \dfrac{2r^2t}{r^2+t^2} - 0 = \dfrac{2r^2t}{r^2+t^2}$

傾き $= \dfrac{2r^2t}{-2rt^2} = -\dfrac{r}{t}$

直線 $AT$:$y - 0 = -\dfrac{r}{t}(x - r)$

$$y = -\frac{r}{t}(x-r) \quad \cdots (*)$$

ステップ② 直線 $OP$ の方程式を求める

$O(0,0)$、$P(r,t)$ を通る直線:

$$y = \frac{t}{r}x \quad \cdots (**)$$

ステップ③ 交点 $Q$ を求める

$(*)$ と $(**)$ を連立:

$$\frac{t}{r}x = -\frac{r}{t}(x-r)$$
$$\frac{t^2 x}{r} = -\frac{r(x-r)}{t} \cdot \frac{t}{1}$$

両辺に $rt$ をかける:

$$t^2 x = -r^2(x-r)$$
$$t^2 x = -r^2 x + r^3$$
$$x(t^2 + r^2) = r^3$$
$$x = \frac{r^3}{r^2+t^2}$$
$$y = \frac{t}{r} \cdot \frac{r^3}{r^2+t^2} = \frac{r^2t}{r^2+t^2}$$

ステップ④ 軌跡を求める

$Q = \left(\dfrac{r^3}{r^2+t^2}, \dfrac{r^2t}{r^2+t^2}\right)$ とおく。$X = \dfrac{r^3}{r^2+t^2}$、$Y = \dfrac{r^2t}{r^2+t^2}$ とすると:

$$\frac{Y}{X} = \frac{t}{r} \implies t = \frac{rY}{X}$$

また $X = \dfrac{r^3}{r^2+t^2}$ より $r^2+t^2 = \dfrac{r^3}{X}$

$$r^2 + \frac{r^2Y^2}{X^2} = \frac{r^3}{X}$$
$$r^2\left(1 + \frac{Y^2}{X^2}\right) = \frac{r^3}{X}$$
$$\frac{X^2+Y^2}{X^2} = \frac{r}{X}$$
$$X^2 + Y^2 = rX$$
$$x^2 - rx + y^2 = 0$$
$$\left(x - \frac{r}{2}\right)^2 + y^2 = \left(\frac{r}{2}\right)^2$$

ステップ⑤ 範囲の確認

$P$ が第1象限($t > 0$)を動くとき、$X > 0$、$Y > 0$ なので $Q$ は第1象限の点。また $t \to 0^+$ のとき $Q \to (r, 0) = A$ に近づき、$t \to +\infty$ のとき $X \to 0$、$Y \to 0$ となりQ は $O$ に近づく。ただし $Q = A$ と $Q = O$ は対応する $t$ が $t=0$ および $t\to\infty$ の極限なので含まれない。

$$\boxed{\left(x-\frac{r}{2}\right)^2 + y^2 = \left(\frac{r}{2}\right)^2 \text{の第1象限部分(端点 O, A を除く)}}$$

藤原先生の解説

この問題のポイントは「接点を直接求める」アプローチです。ちょうどバスケットボールのシュートと同じで、「ゴール(接点)」の位置を先に計算してから、あとの動き(軌跡)を追いかけるイメージです。

接点 $T$ の座標計算は少し計算量が多いですが、丁寧に整理すれば確実に出ます。軌跡の問題は「媒介変数を消去して $x, y$ の関係式を求める」という定石を使います。

🧑 生徒:「軌跡の問題で、どうやって答えの式を導くんですか?」

👨‍🏫 藤原先生:「軌跡の問題では媒介変数消去法が基本だよ。今回は $Q = \left(\dfrac{r^3}{r^2+t^2}, \dfrac{r^2t}{r^2+t^2}\right)$ と $t$ で表せているから、$x = \dfrac{r^3}{r^2+t^2}$、$y = \dfrac{r^2t}{r^2+t^2}$ の $t$ を消去するんだ。$x^2 + y^2 = \dfrac{r^6 + r^4t^2}{(r^2+t^2)^2} = \dfrac{r^4(r^2+t^2)}{(r^2+t^2)^2} = \dfrac{r^4}{r^2+t^2} = r \cdot x$ となるから $x^2 + y^2 = rx$、つまり $\left(x-\dfrac{r}{2}\right)^2 + y^2 = \left(\dfrac{r}{2}\right)^2$ という円の方程式が出てくるよ!」

この大問で身につく力: 接線の方程式設定、媒介変数消去による軌跡導出、図形的な意味の把握(タレスの定理的な円)。

計算量が多い問題でも、一ステップずつ丁寧に進めれば必ず答えにたどり着けます!


【文系 大問2】常用対数の計算(難易度★★☆☆☆)

問題文

近似値 $\log_{10} 2 = 0.3010$、$\log_{10} 3 = 0.4771$ を利用して次の問いに答えよ。

(1) $18^{38}$ の桁数を求めよ。

(2) $18^{38}$ の最高位の数字が $8$ であることを示せ。


使う公式・定理

公式名 内容
桁数の公式 $n$ 桁の整数 $N$ に対し $10^{n-1} \leq N < 10^n$、よって桁数 $= \lfloor \log_{10} N \rfloor + 1$
最高位の桁の判定 $\log_{10} N = k + \alpha$($k$ 整数、$0 \leq \alpha < 1$)のとき、最高位は $\lfloor 10^\alpha \rfloor$
対数の性質 $\log_{10} ab = \log_{10} a + \log_{10} b$、$\log_{10} a^n = n\log_{10} a$

解法ステップ

ステップ① $\log_{10} 18$ を計算する

$$\log_{10} 18 = \log_{10}(2 \times 3^2) = \log_{10} 2 + 2\log_{10} 3$$
$$= 0.3010 + 2 \times 0.4771 = 0.3010 + 0.9542 = 1.2552$$

ステップ② $\log_{10} 18^{38}$ を計算する

$$\log_{10} 18^{38} = 38 \times 1.2552 = 47.6976$$

ステップ③ (1) 桁数を求める

$\log_{10} 18^{38} = 47.6976$ より、

$$10^{47} \leq 18^{38} < 10^{48}$$

よって $18^{38}$ の桁数は $\mathbf{48}$ 桁。

ステップ④ (2) 最高位の数字を判定する

$\log_{10} 18^{38} = 47.6976$ の小数部分は $0.6976$。

最高位の数字 $d$ は $10^{0.6976}$ の整数部分(一の位)で決まる。

$$10^{0.6976} = 10^{0.6976}$$
$\log_{10} 8 = 3\log_{10} 2 = 3 \times 0.3010 = 0.9030$
$\log_{10} 9 = 2\log_{10} 3 = 2 \times 0.4771 = 0.9542$
$\log_{10} 7 = \log_{10} \dfrac{14}{2} = \log_{10} 14 - \log_{10} 2$

$\log_{10} 14 = \log_{10} 2 + \log_{10} 7$ は循環してしまうので、別の方法で:

$\log_{10} 7 \approx 0.8451$(既知値として)

実際は $\log_{10} 4 = 2\log_{10}2 = 0.6020$ と $\log_{10} 5 = \log_{10}\dfrac{10}{2} = 1 - 0.3010 = 0.6990$

$$0.6020 < 0.6976 < 0.6990$$
$$\log_{10} 4 < 0.6976 < \log_{10} 5$$
$$4 < 10^{0.6976} < 5$$

あれ、これでは最高位が4になってしまう。改めて計算を確認:

$\log_{10} 18^{38} = 38 \times 1.2552$

$38 \times 1.2552 = 38 \times 1 + 38 \times 0.2552 = 38 + 9.6976 = 47.6



👨‍🏫 この記事を書いた人:藤原進之介

**藤原進之介**(数強塾グループ代表)

Gakken・KADOKAWA・ナツメ社・文英堂・旺文社など**大手出版社5社から計9冊**の参考書を刊行している数学・情報Iの専門家。全国の中高生・受験生に向けて、わかりやすく・楽しく・本質的な数学指導を行っています。

**主要著書:**
- 『オールカラー 高校の数学を身近な例からもういちど学びなおす』(ナツメ社)
- 『きめる! 共通テスト情報I』(Gakken)
- 『ライバルに差をつける 情報 I 鉄板の100 題』(KADOKAWA)
- 『共通テスト パターンドリル 情報Ⅰ』(文英堂)
- 『資格試験ムビスタ 藤原のたった9時間でITパスポート 令和8年度版(2026年)』(Gakken)
- 『大学JUKEN新書 共通テスト 7日で完成 情報Ⅰ』(旺文社)
- 『藤原のたった9時間で情報I』(Gakken)
- 『藤原進之介の 情報I プログラミング・データの活用が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
- 『藤原進之介の ゼロから始める情報I』(KADOKAWA)

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