数検5級の分数を含む四則混合計算|順序と通分の確認

数検5級の分数の四則混合では、かっこ、乗除、加減の計算順序を守ることが大切です。答えを暗記するのではなく、判断の根拠と確認方法をセットで身につけます。

分数の四則混合で最初に確認すること

  • 目的:かっこ、乗除、加減の計算順序を守る。
  • 進め方:通分が必要なのは加減であることを分けて考える。
  • 検算:途中式ごとに符号と約分できる箇所を確認する。
学習のポイント:式を左から機械的に計算せず、最初に「かっこ→掛け算・割り算→足し算・引き算」へ印を付けます。一行で一つの操作だけ進めると、順序と符号を見直せます。

四則混合計算の優先順位

優先 計算 分数での注意
1 かっこの中 加減なら先に通分する
2 掛け算・割り算 割り算は割る数だけ逆数にする
3 足し算・引き算 分母をそろえてから分子を計算する
最後 答えの整理 約分し、仮分数・帯分数の指定を確認する

数検5級の分数・四則混合例題

例題1:掛け算を先に計算する

問題:1/2+3/4×2/3 を計算します。
  1. 先に3/4×2/3=6/12=1/2を計算します。
  2. 1/2+1/2=1です。

先に1/2+3/4を計算すると、計算順序を間違えます。式の上に「②+①×①」と小さく順番を書く方法も有効です。

例題2:かっこと割り算がある

問題:(5/6-1/3)÷3/4 を計算します。
  1. かっこの中を通分し、5/6-2/6=3/6=1/2。
  2. 割る数3/4だけを逆数4/3にして、1/2×4/3=4/6。
  3. 4/6を約分して、答えは2/3です。
約分の注意:斜めに消せるのは掛け算の分子と分母です。足し算・引き算を挟んだまま約分してはいけません。

よくあるつまずきと直し方

つまずき 原因 直し方
分数の割り算で逆数にする数を間違える 手順の意味を確認せず、見た目だけで判断している 通分が必要なのは加減であることを分けて考える
途中式を省いて同じミスを繰り返す 答え合わせが正誤確認だけになっている 誤った最初の行へ印を付け、理由を短く書く
一度解けただけで終える 短期記憶のまま定着を確認していない 翌日と一週間後に別の問題で再現する

家庭で行う4段階練習

  1. 教科書や要点整理で、分数の四則混合の定義と基本例を確認する。
  2. 途中式を省かず、基本問題を3問解く。
  3. 誤答を「知識・手順・計算・読み違い」に分類する。
  4. 三日後に類題を解き、途中式ごとに符号と約分できる箇所を確認する。

分数の四則混合でよくある質問

掛け算でも通分しますか?

通分はしません。分子どうし、分母どうしを掛け、途中または最後に約分します。通分が必要なのは分数の足し算・引き算です。

割り算では両方の分数を逆数にしますか?

いいえ。逆数にするのは割る数だけです。「÷3/4」を「×4/3」に直し、割られる数はそのままにします。

答えが1より大きいときは帯分数にしますか?

問題の指示に従います。指示がなければ、まず約分できているかを確認します。途中計算では仮分数のままのほうが掛け算・割り算を進めやすい場合があります。

注意:数検の出題内容や制度は変更される場合があります。受検級・日程・正式な範囲は、申込時に日本数学検定協会の最新情報をご確認ください。

オンライン個別指導で確認するポイント

25分の授業では、すべての問題を解説するのではなく、誤った最初の行と判断理由を確認します。講師が説明した後は、生徒自身が別の問題で同じ手順を再現し、次回までの短い課題を決めます。

級全体の進め方は数検5級の8週間勉強法も参考にしてください。

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情報確認日:2026年8月13日。出題範囲・制度の確認:日本数学検定協会「数学検定5級」。日本数学塾は公益財団法人日本数学検定協会とは別の教育サービスです。

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