数検5級の展開図を攻略|折り上げた位置関係を見抜く
数検5級の展開図では、向かい合う面と隣り合う面を区別することが大切です。答えを暗記するのではなく、判断の根拠と確認方法をセットで身につけます。
展開図で最初に確認すること
- 目的:向かい合う面と隣り合う面を区別する。
- 進め方:基準面を1つ決め、周囲の面を順に折り上げる。
- 検算:同じ頂点へ集まる面の数を立体と比べる。
折り上げた後の関係を3つに分ける
| 関係 | 立体での特徴 | 展開図での確認 |
|---|---|---|
| 隣り合う面 | 1本の辺を共有する | 折る辺をたどり、接する位置を確認する |
| 向かい合う面 | 辺も頂点も共有しない | 基準面の四方を起こした後、最後にふたになる面を探す |
| 同じ頂点に集まる面 | 立方体・直方体では3面が集まる | 対応する頂点へ同じ記号を付ける |
紙面上で離れている2面でも、折り上げると隣り合うことがあります。逆に、展開図で一直線に並ぶ面が、立体では向かい合う場合もあります。「紙の上の距離」ではなく「どの辺で折るか」を根拠に判断しましょう。
数検5級の展開図・判断例題
- Aを底面として固定し、B・C・D・Eを四方から90度起こします。
- 4枚はAを囲む側面になり、Bの外側にあるFが最後にふたをします。
- したがって、Aと向かい合う面はFです。
答えだけでなく「Aの四方が側面になり、残ったFがふたになる」と説明できれば、図が回転していても同じ考え方を使えます。必要なら小さな紙へ写して切り取り、実際に折って確かめてください。
よくあるつまずきと直し方
| つまずき | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 紙面上で離れた面は立体でも離れると思う | 手順の意味を確認せず、見た目だけで判断している | 基準面を1つ決め、周囲の面を順に折り上げる |
| 途中式を省いて同じミスを繰り返す | 答え合わせが正誤確認だけになっている | 誤った最初の行へ印を付け、理由を短く書く |
| 一度解けただけで終える | 短期記憶のまま定着を確認していない | 翌日と一週間後に別の問題で再現する |
家庭で行う4段階練習
- 教科書や要点整理で、展開図の定義と基本例を確認する。
- 途中式を省かず、基本問題を3問解く。
- 誤答を「知識・手順・計算・読み違い」に分類する。
- 三日後に類題を解き、同じ頂点へ集まる面の数を立体と比べる。
運用のポイント:答案診断では誤った最初の行を特定し、翌日に同型問題を再現できるか確認します。結果に応じて、個別学習計画の優先課題と図の確認手順を調整します。
展開図でよくある質問
離れている面どうしが隣り合うことはありますか?
あります。展開図は立体を切り開いた図なので、紙面上で離れた辺どうしが、折った後に重なる場合があります。基準面から順番に起こして確認します。
正方形が6枚あれば、必ず立方体になりますか?
いいえ。折ったときに面が重なったり、ふたが閉じなかったりする並びがあります。1つの面へ5枚が集中する形などは作れません。面の重なりと空白がないかを確認しましょう。
頭の中だけで折れないときはどうしますか?
折る辺へ色を付け、同じ頂点へ同じ記号を書きます。それでも難しければ紙で模型を作り、折る前と後の対応を言葉にします。表面積の学習にもつながるので、数検5級の表面積も続けて確認すると効果的です。
オンライン個別指導で確認するポイント
25分の授業では、すべての問題を解説するのではなく、誤った最初の行と判断理由を確認します。講師が説明した後は、生徒自身が別の問題で同じ手順を再現し、次回までの短い課題を決めます。
級全体の進め方は数検5級の8週間勉強法も参考にしてください。
数検1次を一人で進めにくい方へ
数検3〜5級を対象に、週1回25分のマンツーマン指導と個別課題で準備します。受検前に有料授業を12コマ以上受講し、1次不合格の場合は次回の1次試験まで8コマの指導料金を無料にします(適用1回のみ)。合格そのもの、2次試験、公式検定料、追加教材費、通信費は保証対象外です。
情報確認日:2026年7月31日。出題範囲・制度の確認:日本数学検定協会「数学検定5級」。日本数学塾は公益財団法人日本数学検定協会とは別の教育サービスです。
